北山号の父犬・大門号について少し触れたいと思います。
この犬が山本氏の八幡平犬舎に来た経緯は、山本氏が審査員として参展した展覧会に大門号が審査犬として出陳しており、この犬で作出したい(作出してみせる)と強い思いから譲り受けたそうです。この経緯は直接山本氏より私が聞いております。
結果、本部展全クラス制覇した八ツ房号、北山号等たくさんの有名犬が作出されました。
当時高校生だった私は北山号に惚れ込み、所有者の川辺氏(大阪府)に交配をお願いしたい旨の手紙を書きました。そうしたところ川辺氏から電話をいただき山本氏を紹介してもらったという経緯もあります。
北山号を初めて見たときはすでに成犬になっていました。その年の秋田中央支部担当の東北総支部展を経て5月3日の本部展で名誉章を受賞すると誰もが思っていたはずですが、本部展では2審を欠場し、以来北山号を見ることはありませんでした。
ところで、今朝から花保音が床をガリガリするようになりました。そろそろ生まれるようです。