NHKの再放送番組で瀬戸内寂聴さんが、東北青空説法と題して被災地を訪問するという内容の番組がありました。説法の中で”和願施”(わがんせ)ということを話されており、簡単に説明しますと”いつも笑顔でいましょう”、”人に笑顔を与えましょう”そうすればそこから幸せが生まれるというものです。震災で肉親を亡くし、家を流された皆さんを元気づけるための話ですが、今の時代何か人が忘れていることではないかと強く心に残りました。
以前ブータン国王夫妻の話題に触れたいと記したことがあります。人口約70万人、決して裕福な国ではないが、幸福度は世界一。国王夫妻は国民から絶対的な信頼を得て愛されたいる。国王夫妻を見ているだけで安心感を覚えるのは私だけでしょうか?今の日本はどうでしょう、あまりにも便利になりすぎて心の豊かさを感じる事ができない。ブータン国民を見習わなければと反省しました。
また寂聴さんは”定命”(じょうみょう)という話もしていました。人は生まれた瞬間に命が終わる時が定められる。いつかは死ぬ、いつ死ぬかわからない、だから今日一日を大切に生きる。

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